管理業務主任者とは?

平成13年の『マンション管理適正化法』により、マンション管理業者は、その事務所ごとに国土交通省で定める管理業務主任者を置かなければなりません。管理業務主任者は、国家資格に合格したマンション管理に関するエキスパートです。

委託を受ける管理組合30に対して、1人以上の専任の管理業務主任者が必要となっています。専任というのは、マンション管理業を営む事務所に常勤していることを指します。

*【平成23年】管理業務主任者受験者数20,625人、合格者数4,278人、合格率20.7%

管理業務主任者の役割

管理業務主任者しか行えない業務に以下のものがあります(専任でない管理業務主任者が行うこともできます)。

1) 重要事項の説明と重要事項説明書への記名押印
2) 管理委託契約書の記名押印
3) 管理事務業務の定期報告

管理業務主任者証の提示義務

管理業務主任者は、重要事項の説明や管理事務業務の定期報告などをする際に、『管理業務主任者証』を提示しなければなりません。その他にも区分所有者から請求があった際は、提示する義務があります。

国土交通大臣の監督処分

管理業務主任者が以下のような行為に該当したときは、国土交通大臣は必要な指示処分(注意勧告)をすることができます。

1) 2つ以上の事務所の専任管理業務主任者になっている
2) 名義貸しをしている
3) 不正または著しく不当な行為をした

また、管理業務主任者が指示処分に従わないときは、国土交通大臣は事務禁止処分や管理業務主任者登録の取消をすることができます。その際は、管理業務主任者として行う業務は一切できません。