管理業者登録制度

平成13年の『マンション管理適正化法』により、マンション管理業を営むものは、国土交通省に備える『マンション管理業者登録簿』に登録しなければならなくなりました。
これは、過去に管理業者と管理組合の間で様々なトラブルが発生したため、管理業者を規制する制度として定められたのです。管理業者を行政の監視下に置くことで、悪質業者を排除しようという狙いです。

ちなみに登録を受けないでマンション管理業を営んだ場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられることになります。名義貸しをした場合も同様です。

登録制度の意義

管理業者と管理組合との委託関係をめぐり、過去に様々なトラブルが発生しており、それを回避するための規制強化策です。
違反業者には、国土交通大臣が指示処分、業務停止処分、登録の取消処分などの監督処分ができるようになっています。

以下は、主なトラブルとその対処です。

1) 修繕積立金等の預金口座名義のトラブル 財産分別管理
2) 管理委託契約の説明不十分にともなうトラブル 重要事項の説明
3) 契約書面の交付がないことからくるトラブル 契約成立時に書面配布

登録有効期間

マンション管理業者の登録有効期間は5年です。期間満了の30日前までに申請することで更新することができます。

再委託の制限

マンション管理業者は、管理組合から委託を受けた管理事務業務を第三者に丸投げすることはできません。
これは、管理が適正に行われるよう登録制度を設けたにも関わらず、これを丸投げしては意味がないからです。但し、一部の業務を再委託することはできます。