管理業務の各種ルール

マンション管理業者は、業務を受託するにあたってさまざまな義務が課せられます。これは「信義を旨とし、誠実にその業務を行いましょう」という信義誠実の原則に則るものです。

帳簿の作成と保存

マンション管理業者は、管理組合から委託を受けた管理事務について、帳簿を作成し、事務所に保存しなければなりません(国土交通令)。
帳簿は、事業年度ごとに作成し、閉鎖となっても5年間は保存しなければならないとされています。

管理事務の報告

マンション管理業者は、管理組合から委託を受けた管理事務について、定期に業務の報告をしなければなりません(国土交通令)。
これは、管理業務主任者が事業年度終了後に管理事務報告書を作成し、管理者(管理組合理事長)に報告するというものです。管理者を設置していない管理組合の場合は、区分所有者全員の前で報告します。

書類の閲覧

マンション管理業者は、業務および財産の状況を記載した書類を事務所に備え置き、関係者が求めれば閲覧させなければなりません(国土交通令)。
書類とは、業務状況調書、貸借対照表、損益計算書などのことです。

管理業者の秘密保持義務

マンション管理業者は、正当な理由がないのに業務に関して知り得た秘密を漏らしてはなりません。これは、マンション管理業者でなくなった後でも秘密保持義務は継続されます。