マンション総合保険

マンションには専有部分と共用部分があります。専有部分についてはご自身で火災保険等に加入していると思いますが、共用部分に対して管理組合で保険をかけるのが一般的です。

大きく分けて建物、設備の共用部分の損害を補償する「物」保険と、管理組合が法律上の賠償責任を補償する「賠償責任」保険があります。
平成13年頃より損害保険会社各社から、管理組合共用部分専用の新しいマンション総合保険として販売されています。

「物」保険

建物・設備の共用部分に損害があったときに支払われます。

1) 火災保険 火災や爆発、落雷などによって、建物の共用部分や付属施設に被害が出た場合の補償
※地震による火災・損壊・埋没は、火災保険の補償範囲外(地震保険への加入が必要)
2) 機械保険 入居者や第三者の誤操作や過失による事故、設計・製作・材質の欠陥による事故、保守点検の不良による事故、給排水管の凍結事故などの場合の補償
※共用部分に設置された冷暖房設備、給排水設備、電気設備、エレベーターなどすべての機械が対象
3) ガラス保険 投石、強風による物の飛来、車両の飛びこみ、居住者・来訪者の不注意等により、エントランスドアのガラスを割った場合の補償

「賠償責任」保険

タイルなどの外壁が落下して通行人に怪我をさせたりといった共用部分の構造や設備に不備があったり、管理に落ち度があったりしたために起きた対人事故について、損害賠償の必要があるときに支払われます。

また、居住者の“過失”で他人に迷惑をかけたときに備えて、マンション総合保険には大抵、個人賠償責任保険(個人賠償責任補償、日常生活賠償)が付保されています。

積立保険

修繕積立金の運用を兼ね、一定期間後に満期返戻金が受け取れたり、満期の前に予期せぬ補修等が必要になった場合には、補償はそのままにして一定額の貸付けが受けられる契約者貸付制度もあります。